平成18年2月20日更新

シークヮーサー製品の原料ついて

 現在シークヮーサー果汁飲料(果汁100%を含む)の多くは台湾産の原料に少量の沖縄産をブレンドしたもの、もしくは台湾産100%の製品がほとんどです。しかしその多くは「シークヮーサー果汁100%」と表示されております。
 台湾産原料は沖縄産とは品種が違う事が今現在はっきりしており、弊社提携工場を含む沖縄県健康産業協議会では、メーカーや当局に適正表示とその指導を呼びかけております。
 適正表示とは、沖縄産はシークヮーサー、台湾産は「四季柑(シキカン)」もしくは「四季橘(シキキツ)」です。

 弊社で代理店販売している「四季柑」は台湾産ブレンドで、「シークヮーサー一番搾り」は沖縄産100%です。後者は原料が希少な為「限定品」として販売しております。

今後ともご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

【参考】四季橘:(シキキツ、もしくは四季柑(シキカン))、 学名:ミカン属、後生カンキツ亜属
    学名:Citrus Madurensis LOUREIRO


関連記事が以下に掲載されました。
琉球新報 平成16年10月7日
沖縄タイムズ 平成16年9月30日

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沖縄タイムズ 経済ニュース 2006年1月28日(土) 朝刊11面

◆シークヮーサー適正表示 国に「定義」を要望◆

シークヮーサー飲料製品の表示問題で、沖縄バヤリース(安里祥徳社長)など県内メーカー4社は27日、沖縄総合事務局農林水産部に早期の原料特定手法の確立や適正表示の指導徹底を求めた。

 沖縄バヤリースのほか、比嘉製茶、三倉食品、大宜味物産振興会が要請。

4社は2004年に県健康産業協議会がシークヮーサー飲料表示の自主基準にのっとり、「シークヮーサー」と「四季柑」を区別して表示。

 ただ、自主基準外の表示で低価格商品が販売され、業界内で混乱が起きている。

 安里社長らは「自主基準外商品にシークヮーサーに含まれない成分が含まれ、シークヮーサーと表示して売るのは問題だ」と、表示の指導徹底を求めた。

 またシークヮーサーの判定手法が公的に確立されていない点を挙げ、「企業のモラルに頼る現状を正常化するためにも早期に判定手法を確立してほしい」と要望。

 沖縄総合事務局消費・安全課は「違法表示があれば指導する」としながら、定義付けについては「県と相談して早めに対応したい」と従来の見解を述べた。

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